近所の高級お魚博物館

三年以上前に東京へ来て以来、初めて魚屋さんへ行きました。

近所には魚屋さんがずっとないと思っていたのですが、最近地元の人から、昔から有名なお魚屋さんがそう遠くもない場所にあることを教えてもらったのです。

元々私も夫も魚を食べるのは好きです。

けれども夫が海のすぐそばで生まれ育ち、捕れたばかりの新鮮な魚を食べていた習慣があったせいで、日本のスーパーの魚が臭くて食べられないのです。

結婚して最初のうちは魚料理を作っていましたが、食べた時の夫の落ち込む様子を見て、自然に魚が食事に登場しなくなってきてしまいした。

でもお肉ばかりも健康に良くないし、息子の離乳食も始まったから息子にも魚を食べてもらいたいしで、近くに魚屋さんがあったらいいなぁと、最近本当に思っていたところでした。

で、息子とお散歩しながら早速行ってみることに♪

お店はすぐに見つかり、広くはない店内でしたが、ちょうど同じような子供連れのお母さんが何人かいたので、紛れて中に入ってみました。

入って間もなく、魚が2匹しか入っていないビニール袋を持ち上げて、お店のおばさんが「1700円です~。」と。

ん?このお客さんはそんなに高級なお魚を買ったんだろうか?

見た目はすごくセレブというわけでもない普通のお母さんだけど。

何かのお祝いかな?

なんて思っていたら、その謎は間もなく解けました。

たくさんのキラキラした魚が並んでいるけど、どれも値段が書いていない。

唯一値札が付いていたのは何故か鮭の切り身だけ。

その値段「500円」。

え?二人分の二切れ買ったら1000円ていうこと!?

値札の場所を間違えているのかなと思い、恐る恐るおばさんに確認すると、ニコッと笑って「はい、鮭一切れ500円です!」と。

おー、間違いではなかった!

ということは…と、お店に並ぶ魚達を見回しました。

名前も調理の仕方も分からないような、色々な種類の魚達。

宝石のように眩しく光り、光の加減で虹色に見えたり。

海に放したら、そのままピンピン泳いでいきそうな。

えっ、この魚、水族館では見たことあるけど食べられるんだぁ!

なんて、見ているだけで本当にワクワクしてきました。

できることならずっとこうして見ていたい…。

と、見るのを楽しみながらも、なんだか高級そうなので買わずに帰ってしまおうかと迷いました。

でもこんなに勝手に楽しませてもらっておいてなんだか悪いし、物は試しで1つでも買ってその値段の価値があるのか、味を確かめてみようと思い直しました。

迷っている間に、他のお客さんは慣れた様子で次々に買っていきます。

魚の名前を聞く人はいても値段を聞く人は誰もいません。

そんな中、素人な質問を繰り返す勇気もなく、唯一名前が分かって値段も他の物より高くなさそうと思われた少し小さめのサバを、1尾800円で買ってきました。

よしっ、今日は特別美味しいサバの味噌煮を作ろう♪

〈 11/15 本日のミニアート 〉

タイトル:虹色に光るサバ (Rainbow shimmering Mackerel)

食べてみたら、臭みがなくて身はふっくら。確かに美味しかったです。夫もなんとか食べてくれました。お魚屋さんも時々は行ってみてもいいかな。でも食べながら、私は一年間だけ新潟に住んでいたことがあるのですが、その頃毎日のように食べていた一尾30~40円のピチピチのサンマを思い出して、恋しくなりました。

#日常の出来事

最近の記事
(Recent Posts)
おすすめの記事
(Featured Posts)

記事一覧

タグから記事を探す
(Search By Tags)
まだタグはありません。
「いいね!」とフォロー歓迎致します。  (Follow Me)
  • Facebook Classic
  • Twitter Classic

© 2023 by MATT WHITBY. Proudly created with Wix.com