2つの印刷会社を比べて学んだこと
今日は小説のために、2つの印刷会社と話い合いをしましたが、それぞれの会社に対する感想は対照的でした。
1つ目の会社と話した後は、なんとも言えない不安感と悶々とした思いがしばらく残りました。
けれども2つ目の会社では、それが全くありませんでした。
まず1つ目の会社での出来事。
小さい会社でしたが社員の皆様が笑顔で迎えてくださり、話し合いには3人もの方が同席。
最初はいい雰囲気で気持ち良く始まったものの、いざ話し始めてみると、なんだか会話がスムーズじゃない。
電話でも時々感じていたけれど、こちらの話していることが、どうも向こうに伝わりにくい感じ。
質問に対する回答も、説明の順序や意味が全体的に分かりにくい他、尋ねた質問内容と違う回答が返ってきたり、最初に話した内容から徐々に脱線して別の話を一生懸命し始めて止まらない、なんていうことが何度も。
また、こちらから1つ質問すると、同席した3人皆から回答が返って来る。
それが手厚い対応かと思いきや、3人の話すことは、声が重なって聞き取りづらいこともあったり、内容も少しずつ違ったりして、バラバラ。
それぞれの人が何と言っているのかを把握するのも大変で、さらに話があっちやこっちに行くものだから、こちらの頭の中はフル回転。
そのうちに、自分が何をどこまで質問していたのか分からなくなってしまったり。
また、見せてくれた製本のサンプルは、私達がイメージしている形の本とは大分異なったもので、学校の卒業文集のような仕上がりのようなものが多く、そうでないとしても、昔からあるような紙が薄くて質が良くなさそうなものばかり。
自分達の出来上がりイメージに沿い、要望を具体的に伝えて行くと、それで作ると扱いにくい本になってしまうとか、格好悪いからだめだとかで、具体的な利点や欠点の説明なく3人で否定してくるのです。
さらには、私達が小説の自費出版をする予定だと電話でもメールでも最初から言っているのに、話の途中から売る為の本はここでは作れませんというようなことを言われる始末。
歴史はある会社のようなので、長い年数続けてこられているということは、それなりの技術もあるのだと思いますが。
でも話した感じ、昔からのやり方を今もそのまま続けているだけで、外を見て新しい方法を取り入れることをあまりしてきてなさそうだと感じたり、例え良い技術があったとしても、それが伝わってくる説明がありませんでした。
また聞いたことへの回答がなく疑問点が解消されないというのは、とても不安にさせられます。
お仕事の作業自体は真面目にやっていそうだ、というのは伝わってきたのですが、なんだかとってもツカレマシタ…。
私達が何も知らない初心者だからこうなったのかなぁと直後は思っていましたが、2つ目の会社と話をしてみたら、あまりにスムーズなので、やはり問題があったと感じました。
今回のこの2つ会社を選んだ理由は、場所や細かい内容等はほとんど見ず、ただ直感でピピッと来たから。
自分の仕事に対する姿勢や人との話し方など、気をつけてね、という意味なのかな。
なんとなく前から知っていた当たり前のことでも、実際に体験することで、より自分の肥として身に付くものです。
ん〜、ちょっとお勉強になった出来事でした。
※本日、飾りつけした友人の部屋の写真載せる予定でしたが、システム上のトラブルにより、画像を載せることができませんでした。すみませんが、再度明日試してみますので、お楽しみに〜♪