息子の情緒面の発達から 1 「怒り」編
日々成長し続ける息子。
現在7ヶ月。
8ヶ月のちょっと手前。
最近は周りの状況を把握した上での行動や表情を、前よりも複雑に見せるようになってきました。
特にここ一週間程くらいは、息子の情緒面が急に発達してきているのを感じます。
その中でも一つ特徴的なのが、欲求がはっきりしてきて、それが思い通りに行かなかったときに噴出する「怒り」の感情。
怒り。
やりたいことがあるのに分かってもらえない。
もしくは触りたいものがあるのに触らせてもらえない、自分では手が届かない。
あとは遊んでいるところを遮られた…ナドナド。
こちらから見れば、ささいなことと言えるような場面も多々ある。
でもだからこそ、避けきれない。
毎回ではないものの、それらの状況から何の加減か怒りのスイッチが押されてしまうと、突発的にキィェーーと奇声を上げた後、手足を思い切りバッタバタさせながら、顔を真っ赤にして全力で大泣き。
なだめるために、抱っこしようか、別のおもちゃで遊ぼうかと差し出す手にも、触るな!とでも言うかのように、徹底的にはね除けようとする小さな手。
こうなってしまったら、もうどうにもならない。
長い時間続くわけではないので、暴れて怪我をしないよう近くで見守りながら、自然に鎮まるのを、ただ待つだけ。
そんな姿を見ながら、自分の気持ちは穏やかに保とうとしているつもりだけど、小さい息子から発せられるあまりのパワーに、気付くと自然に心拍数は上がっている。
ずっと穏やかな性格だと思っていたので、こんな一面が出てくると、少し戸惑う。
やっぱり男の子だからかなぁ。
成長と共にこうなっていくのが当たり前なんだろうか。
はぁ~、この先が思いやられる。
怒りスイッチが度々押されことが続く日には、ついついため息。
でも、不思議なんだ。
そんな姿を見て、やっと人間らしさが出てきたように思えて、そろそろ色んなことを一緒にコミュニケーションをとっていけるのかな、そんな兆しを大きな喜びとして感じるのです。
それと共に、息子に対して今まで以上の愛おしさが深い所から湧いてくる。
生きてたら、色んなことある。
たくさん感じて、体も心もしっかり成長してくれたらいい。