運命的なウクレレとの出会いで、震え出す音楽魂
最近ウクレレを趣味に始めた夫が、いいウクレレのお店がああるからということで、ただ遊びに行くだけのつもりで、親子3人池袋の「ウクレレマニア」というお店に行ってみました。
そしたら全く予想もしていなかった展開に!
なんと私があるウクレレと運命的な出会いをし、それを買ったのです。
元々ウクレレの優しくて軽やかな音色は好きで、家でウクレレの音楽はよく聴いているのですが。
それでも自分で弾いてみようなんて、ほとんど考えたことなかったので、思わぬ展開。
お店に入ると、店内はすごく広いというわけではないのですが、沢山の種類のウクレレがズラリ。
綺麗〜。
美術館みたい。
大きさ、デザイン、そして値段も、本当に様々。
男性と女性の2人の店員さんがいて、男性はアメリカ人の方ですが、日本語が話せました。
もちろん夫とは、楽しそうに英語で話していましたが。
ウクレレというか弦楽器自体、全くの初心者の私。
そんな私がこんな素敵なお店に、気軽に来てしまってよかっただろうかとふと思う。
でも、そう言えば私音楽が好きだったんだ。
ピアノも歌もそれなりにできたし、吹奏楽部だったし、譜面も読めるし絶対音感もある。
そうそう。
だからしばらく音楽から離れた生活だったのがなんだか寂しくて、そのうちにまた何かで音楽をやっていきたいとは思っていたんだった。
そう思ったら、落ち着きました。
で、初心者な私に女性の店員さんは、一つ一つ分かりやすくとても的確に説明してくれました。
聞いていると、こんな小さな楽器も奥が深く、興味が湧いてきます。
そして、少しでも興味をもったウクレレにはすぐに触らせてくれました。
するとウクレレによって音色が全く違うのに、驚いた。
強い音、柔らかい音、こもるような音、パチンと弾く音が目立つもの、エコーのように余韻が長く残るもの。
音の良い悪いは、その人の好みによるとのことですが、私はどうも柔らかい音が好きなことが分かってきました。
その中でも、私にとって特別に幸せな音を出すウクレレがありました。
柔らかで、澄んでいて、でもしっかりと響く音色。
ポロロロン♪と弦に触れると、その幸せな音色は体中に広がり、瞬時に癒されていく感覚。
な、なんだ、これは!?
不思議な音の力。
そしてそのウクレレは、デザインも特別素敵。
マカダミアの木で作られた、淡い茶色に一面霜降り模様の光沢のあるボディ。
マンゴーの木で作られた深い茶色に、所々木目の渦巻きや流線によって彩られているネック。
ヘッドの部分についているBlack Bearというブランドの熊のマークがとぉっても可愛らしいところ。
音色も、デザインも、全てが完璧!
出会ってしまった!!
体が熱い。
そして店員さんが時々何気なく弾く音楽、軽く弾いているだけなのに、心打たれるものがある。
思わず、感動の拍手。
私の気に入ったウクレレで弾いてもらうと、さらにいい!
うっわぁ〜、私もやりたいやりたい!!
私の音楽魂が震え出す。
帰ってから早速、夫が先生役で、少しだけウクレレ教室。
コードを押さえる左手の動きが難しいけど、少し練習するだけでも出す音がどんどん良くなっていく。
いくつかのコードを覚えた。
楽しい楽しい!
春になるまでの忙しい期間中は、しばらく合間に気分転換で少し触る程度にしかできないと思うけど、早く上手になりたい。
なんだか今日からはこのウクレレさんも、家族の一員のような気分。
いつか上手になって、好きな曲を自由に弾いて歌って、たまには自分の曲を作ったり、してみたいなぁ〜♪♪