息子の情緒面の発達から 2 「笑い」編
生後一ヶ月になったばかりの頃、初めてあやして息子が笑ってくれた時、キャー、可愛い!!と一人で声を上げ、大興奮だったのを覚えています。
出産と、産後の過酷な育児の苦労が報われ、その大変さなんか吹き飛びそうなくらいに嬉しかったです。
その後笑う回数は日に日に増えていき、今ではちょっと目が合っただけでも簡単にアハァ〜と柔らかい声を出して笑ってくれるようになりました。
そして笑い方のバリエーションも豊かになり、大笑いする時は赤ちゃんというより子どもみたいな声で、アハハハハ…、ケラケラ…と大きな声に大きな口、手足まで思いっきりばたつかせて全身で笑います。
そんな姿を見ていると、息子と二人きりの時でもつられて私までアハハハ、フフフフとよく笑うようになりました。
家の外に出ても、時々周りにいる見ず知らずの人まで巻き込んで一緒に笑っていることも。
汚れのない笑顔や笑い声には、思わず周りの人まで一緒に笑わせてしまう力があるようです。
そして最近は、2ヶ月程前がピークだった人見知りが一旦落ち着いたので、人に抱かれて泣くことはないものの、お母さんかどうかはしっかり識別していて、私を見つけるとニコーッと笑いながらグーンと手を伸ばしてくるようになりました。
今までだったらできるだけ息子から解放されたくて、一分でも長く人に抱いていてもらいたいと思うのに、そんな姿を見るとついついまた私が抱いてあげようか…と思ったり。
特別な笑顔をもらえるのは、きっと息子から、育児を毎日頑張っていることへのご褒美。
かな。
それは一番私の力になる。
笑いは人を幸せにします。
最近の私は、家では息子やインコと遊ぶ時以外、ひたすら真面目な顔で家事や仕事をこなすようなことが増えてしまったと思います。
息子に習って、私も家族の太陽でいるように、明るく笑顔でいなきゃなぁ。