ピントを自分にも合わせたら、育児が少し楽になる
昼間の息子が起きている時間帯は、ほとんど育児一色。
夜の6時から8時の間にだいたい寝付いて、そこからがやっと自由に使える時間が始まります。
と言っても大抵夕飯作りや片付け等の家事から始まり、それに数時間かかるので、絵を描いたり好きなことをする時間なんてほんとにわずか。
ついつい寝る時間が遅くなってしまいますが、それでも息子は夜明け前から元気100%で起き出します。
そんな日々を繰り返しながら、何かもっと時間の上手い使い方はないだろうか…と、悶々と考えていた時期がしばらく続いていました。
けれども最近、ちょっとだけ視点を変えたら大分気持ちが楽になりました。
まず、育児中に他のことを無理矢理しようとするのをやめて、育児=「何も出来ない時間」というレッテルを貼るのをやめました。
そして育児を、息子だけのためではなく、息子と自分と両方のためにと考えるようにしました。
したというよりも、いつの間にかそうなっていました。
多分一時保育に申込みをしようと動き始めた頃からかもしれません。
育児から少しでも離れる時間が私には絶対必要だと思ったこと。
そして、母親だから息子のために何でもできるみたいな綺麗ごと、私には無理だと思ったこと。
ダメな母親かもしれないけれど、そうやってできないことを自分で認めた時から、少しずつ変わったのかもしれません。
家の中で息子と一緒に遊ぶのは、私が息子の笑う姿を見たいから。
私が息子の成長を発見できるのが嬉しいから。
離乳食を頑張って作るのは、私が自分の作った手料理を、息子に食べて欲しいから。
泣いた時に抱いてあげるのは、息子が泣き続けていたら私が悲しくなるし、温かくて柔らかくて気持ちいいから。
外へ散歩に行くのは、私も外の景色を観たいし歩きたいから。
当たり前のことだけど、自分が親になると意外とこんな当たり前のことができなくなっていること、多いんじゃないかな。
視点を息子だけでなく、自分にもピントを合わせる。
人を大切にできるために、まずは自分で自分を大切にすることを、忘れないようにしたいです。