写真「水の中の生き物 1」
昨日に引き続き、写真を。
私は水族館やそれ以外の場所でも泳ぐ魚を観るのが大好きです。
神秘的で幻想的な魚。
無意識に手が動くようにして描いた私の絵の中にも、魚が登場します。
他の生き物を観る時と違い、魚は観ていると意識が少し高い所へ行く気がします。
私達人間も進化の起源を辿れば、元々は魚等の水中生物でした。
この地球に存在する全ての命が始まった場所。
魚を観ていると、そんな太古の昔を自然と思い出すのかもしれません。
● マイワシの大群とコブダイ

右回りに渦を巻きながら銀色に流れるマイワシの大群の中に、赤くて大きなコブダイ。
マイワシの流れに逆らい時々逆流したりしながら存在感たっぷり。
こんなに全く種類の違う魚が同じ水槽で仲良くできるのかぁ~と以前から感心していたのですが…。
けれどもなんと今回、たまたまコブダイがマイワシを一瞬にして吸い込んでしまうという、衝撃的なシーンを目撃してしまいました。
そういうことだったのか。きゃ~。
● 左の胸びれが小さい魚

珊瑚の水槽の中で泳ぐ小さな魚達。
その中で一匹、この写真では分かりにくいかもしれませんが、生まれつきなのか、何かの事故なのか、左の胸びれが片方だけ小さい魚がいます。
それでも他の魚と全く変わらずいつも楽しそうに泳ぎ回る姿には、思わず微笑みます。
● エイリアンフィッシュ

カタツムリのように貝殻の中に体を入れ、顔だけ出しています。
美しい色の魚ですが、威嚇行動の時には口をエイリアンのように大きく広げて威嚇することから、エイリアンフィッシュ(通称)と言われているそうです。
● タコの万華鏡

擬態が得意な珍しいタコだそうです。
敵から身を守ったり餌となる生物をおびき寄せる為に、色々な物に体を似せることができ(擬態)、そのバリエーションは40種類以上だとか。
擬態する様子は見られませんでしたが、水槽のガラスと水面が鏡になり、タコの動きに合わせ次々無数の美しい形が作り出されていく様子に感動しました。
● ジャイアントクラブ

世界一大きなカニで、なんと体重8Kg!
右手のハサミがとっても大きい。
この時はたまたまお食事中でしたが、口元だけを小さく動かして、静かにシシャモを食べていました。
● クラゲ

クラゲの泳ぐ姿は本当に綺麗。
踊っている女性のドレスのような、宇宙人のような。
眺めていると、一緒に気持ちよくなって眠ってしまいそうです。
※撮影場所:サンシャイン水族館