今しかない赤ちゃんとの時間が価値あるものだと気付いた
生後8ヶ月の息子と過ごす毎日。
お昼寝の時間が極端に少なく、20〜30分くらいしかお昼寝しないのに、一日中常に新しい遊びや刺激を求めて頭と体を動かし続ける息子。
夕方近くなってくると、こちらの方がギブアップで、ちゃんと遊び相手ができなくなってくる。
うぅ長い…もう頭が回らない、早く眠ってぇ〜。
大抵夜中も何度か起きて、またすぐに、次の日の朝が来る…。
でも最近、私のことを大好きになってくれたみたい。
夫といても私を見ると泣いて手を伸ばしてきたり、私と過ごす時は起きている間中、抱っこか膝の上に乗って密着しながら遊ぶ。
すごく可愛いと思う反面、ひと時も離れられない、とも。
それから、
もう少し一人で遊べる子なら…。
近くに親がいて手伝ってもらえたら…。
なんて。
それでも月齢が進むにつれ、以前よりかなりコミュニケーションがとれるようになってきたお陰で、一緒に遊ぶのは楽しくなってきた。
手作りの離乳食をモリモリ食べ、0歳児には見えない大きな体だし、人と仲良くしたい気持ちがいっぱいのいい性格だし。
だから、育児のやりがいは前よりは増してきているけれど。
でもそうなればなる程、心のどこかで「もしこの育児がなければ…」「もう少し手がかからなければ…」なんて気持ちが存在することに、余計違和感を感じるようになった。
でも最近、ハッと気付かされることがあった。
1つは、3歳の娘さんがいらっしゃるというかさこさんとの会話。
子どもの成長は本当にあっという間で、今の可愛い姿は今しかない。
やっている最中は大変、嫌だと思うけど、成長したら今だけの可愛い姿にはもう絶対に戻れないから、後悔しないように、今一緒に過ごしている時間は本当に大切にした方が良い。
というようなことを実体験を交えて話して下さった。
良く聞く話、当たり前のことのはずだけど、母親じゃなくて父親である男性から言われたせいかなぁ。
そうだ、そうだよね!と、その時なんだかハッと目が覚めた。
そしてもう1つ。
ごく最近、家でまぁ大丈夫かなと一瞬目を離したすきに、ちょっと高さのある所から寝返りを上手に打って、息子が床に落ちてしまった。
幸い無傷だったものの、発見した時には思わず悲鳴を上げて慌てて抱き上げ、元気で無事なら、他はもう何でもいい!という思いに。
そして思った。
何の不満を言っていたんだろう、私は。
今だけの息子とのかけがいのない時間、本当に大事にしよう。
その時にはなかなか気付けないけれど後になって気付く、今という時間の価値。
今気付けたことがとても幸運だと思った。
今の息子との2人の時間を思い切り楽しみ、思い切り愛して、お互いの記憶に刻んでいきたいと思う。