七草粥で、夫婦団欒
今日は1月7日、七草粥を食べる日!
一時保育に息子を送り届けた後、たまたま寄ったスーパーに並んでいた、七草の大行列を見て気付く。
小さくて綺麗な草が7種類も、パックの中に可愛く並んで入っているのを見たら、それだけで楽しくなる。
変な表現かもしれないけど、おままごとセットみたいな。
小さい女の子が見たら、きっと喜ぶんじゃないかなぁ。
無病息災を願って、作ろう作ろう♪
七草のセット、2パック買って帰り、早速お粥作り。
でも、いつでもだいたい普通には作らないのが、私の料理。
定番料理でも、普通に作ったら面白くないと思っちゃう。
料理本にも載っていない一工夫を、食材でも調理法でも何でもだけど、その時の思いつきでアレンジして作るのが好き。
準備した七草を見て「野菜が食べられる~♪」と、喜んでいる夫。
お正月を私の実家で過ごし、その前後は休む間もなく2度の出張。
そうしてやっと昨晩帰ってきた夫。
そうだよねぇ、外での食事は野菜が足りないよね。
「あ、でもこれお粥の中に入れて煮るから、小さくなっちゃうけどね。」と後でガッカリしないようあらかじめ言っておく。
すると本気で肩を落として、「あ…、そっか。」と。
あら、そんなにガッカリなの。
ん~、じゃ…と考えた。
う~ん、お粥の中に入れると、小さくなるだけじゃなくて、せっかく7種類もある草が全部同じただの緑の野菜になっちゃうんだよね。
できればもっと七草の存在感があって、それぞれがどんな味なのかもわかると楽しいけど…。
そこで♪
お粥の中に入れて煮ないで、お粥の上に後からのせてみようか!と閃いた。
本当は軽く湯通ししてしんなりさせた方が食べやすいと思ったけど、夫の体が野菜を欲しているようなので、思いきって、生で!
それも、それぞれが何の草かがわかるように、根の部分だけは取り除いたけど他は刻まずに、草のそのまんまの形。
そしてお粥自体は、雑穀米にみじん切りの手作りベーコンを少し加えて、グツグツ。
い~い香り。
器に盛る直前に大根とカブを小さく刻んだものを混ぜ、シャキシャキの食感と新鮮な香りを残す。
ちなみに大根とカブは、それぞれ違いが分かるように、切り方を変えてみた。
そのお粥に、七草と彩りよく人参を飾って、お醤油かける。
それからもう一品、柚子の香りをきかせ、手作りお味噌で作ったナメコ汁を添えて。
さぁ、いただきまーす。
美味しいぃ~!!
とっても健康的な味がする!
絶品の七草粥を食べながら、久しぶりの、家での2人のゆっくり時間。
夫はここ2週間程、自分1人の時間が全くなく忙しく過ごしてきたので、ほとんど会話もできない程疲れていた。
なので、とっても静かな食事でしたが、それでも久しぶりにできた、2人のゆっくり時間。
先月半ばに夫の両親が来てから、ちょっといつもとは違う生活が続いてたけど、やっと日常が戻ったなぁ。
お昼ご飯に作った七草がゆ、美味しかった~!と我が家では夜まで噂に。
だから、明日もう一度七草を買いに行こうと思う♪
ちょっと遅れるけど、息子の分の七草粥も、ちゃんと作ってあげあげよう。
明日もまだ売ってるかなぁ。
今年も家族みんなが、健康で無事に過ごせますように。
そして皆さんもそうであるように、願っています。