インコ姉妹、信頼の証
いつもブログでは息子のことしか話していませんが、実は我が家にはその上に長女と次女がいます。
長女よもぎ、次女きなこ、両方3歳のウロコインコです。
年末から実家へ帰省していたのですが、その間2羽は鳥の専門病院のホテルにあずけていました。
そして今日、東京に戻り家に帰り着く前に、病院へ。
たったの3日ぶりですが、気持ちは久々の再会。
よもぎときなこは、最近ちょっとした変化が。
前以上に私達を信頼してくれるようになったと感じるのです。
触れ合い方を変えたつもりはないのですが、もしかしたら私が産休に入ってから、一緒に過ごす時間が増えたせいかもしれません。
信頼してくれるようになったのは嬉しいのですが、そうしたら、ホテルに預ける時のお別れが少し大変でした。
受付で2羽の入ったケージを手渡した後、病院のケージに移され、ホテルへ。
いってきますの挨拶をするため、ホテルの中へ特別に希望して入りました。
やっぱりいつも通りとっても緊張している2羽。
でも私の姿に気付くとすぐに駆け寄ってきて、私の声を聞くと一旦はすぐに落ち着き始めました。
そして出発しようかなと少し離れると、聞いたことのない甲高い大音量の声で、必死にピーー!ピーー!ピーー!と繰り返し鳴き叫んで呼ぶのです。
こんな場面では、いつも鳴くには鳴くのですが、その時はいつもとは違う危機迫ったような声。
何だか胸が押しつぶされそうで、思わず引き返しました。
するとまた少し安心し始めます。
でも出発までの時間がない。
行こう!
数分の挨拶の後、再び側をはなれると、また同じ悲痛な叫び声が。
その声はずっと耳に残り、今でも思い出せます。
そして3日後の今日、無事に久しぶりの再開。
ケージ越しで私の姿を見ると、2羽とも慌てたように駆け寄ってきて、ケージの隙間から一生懸命頭や嘴をだして、私になでてと催促。
それに応じてなでなで。
気持ち良さそうに目を細めて体を近づけてきて、全然終わらない。
ここまで甘えてきてくれるのも、初めてかもしれない。
2羽とも私を確かに信頼してくれている。
とても感動し、愛おしく思えました。
病院の待合室には沢山鳥と人がいたのですが、ウロコインコは少し珍しいみたいで、注目の的に。
色々質問され答えながら飼い主さん達と仲良く話したり、みんなの前で少し芸の披露などしながら、だんだん2羽も元気を取り戻しました。
そして帰りのタクシーに乗ると、たまたま鳥好きのタクシードライバーさん。
そのドライバーさんは、少し前までジュウシマツやセキセイインコを趣味で大繁殖させ、お小遣いは全て餌代や手作りのケージや巣作りのために使っていたとか。
面白い話!
お互い話が盛り上がりました。
家に辿りつくまでの間も鳥づくし。
帰ってからは、なんだかいつも以上に幸せいっぱいそうな2羽。
やっぱり鳥だけど、よもぎときなこも、ちゃんと家族なんだよなぁ。
信頼してくれる分だけ、いっぱい愛してお返ししようと思うのでした。