感じやすい人へ。生きづらいのは、あなたが弱いからではなくエンパス(共感能力者)だから(4)
エンパスの人が存在する意味はなんでしょうか?
どうしてエンパシーなんていう能力があるんでしょうか?
こんなに不自由なら、エンパシーなんてない方がずっといい。
そんなふうに一度くらいは思ったことが、あるかもしれません。
エンパシーは生まれた時から備わっている、魂の性質だと言われています。
その性質を元々持った人であれば、あまり自覚のない人でも後天的に感覚を磨いていくことができますが、そうでない人が訓練で得ようとしてもなかなか難しいそうです。
エンパスである人は、何かしらの目的があってエンパシー能力を敢えて備えてきていると言えそうです。
私が受けるエンパスの人の印象として、一番最初にも少し書きましたが、大概とっても優しい人が多いです。
人のことを心配したり、助けてあげたいと思ったり、いつも人のためにと行動できる人。
それから会話の仕方も、まず人のことを受け入れ、その受け入れたものに反応するようにして自分の発言や行動をしていくような傾向があると思います。
そして、エンパシーの能力に限らず何に関しても感受性がとても豊かで、大抵少しでも霊感がある人が多いですね。
さて、これらのことから、エンパシーやそれに付随するこれらの特徴がどんなことに生かされると思いますか?
ローズ・ローズトゥリーさんの言っている言葉がまさに!という感じなのですが、「エンパシーは霊的奉仕を行う為の方法」だと言っています。
仕事であればヒーラーなどスピリチュアルな仕事をする方はもちろんですが、そうでなくても例えばカウンセラーや看護師や教師などもいいかもしれません。
業種は何であれ、エンパスの人はきっと「相手を深く理解した上で、人を助ける。支援する。」という目的があるのではないかと思うのです。
人の心や魂のためにという精神こそ、エンパスの人達が最も得意とし、また本能的な喜びも感じるのではないでしょうか。
弱くなんかない。
とても尊い魂さん達なのです。
でも使い方を少し間違うと、それが自己犠牲になったり、助けたいと思うが故に相手のネガティブなエネルギーをもらうだけもらって自分が消耗してしまうような事態も起こってしまいます。
当たり前のことのようで、エンパスの人はこういったことにも陥りやすいのです。
とういうことで。
次回はいよいよその能力の使い方、コントロールの仕方について、私が学んできたことを、自分自身の体験談も踏まえ書いていきます。