友人の前世を見たら、なんと人間でも動物でもなかった話(5)
家だった時の前世を知り、その時の思いも浄化し。
その後のMさん。
終えた直後は「なんかスッキリしたぁ~!!」と。
ずっと泣いていたので目は充血し潤ませながらも、表情は晴れやか、顔色も最初と違いとっても良くなりました。
「彼が同じ職場に転勤してきてから数ヶ月、ずっと原因も分からず人にも言えなくて1人で悶々としてたから。
やっと原因が分かって、それだけでも気持ちがほんとに楽になったよぉ〜!」
「そう?よかったぁ〜!」
やっと、いつもの私達に戻ります。
伝えて良かった。
家はやっぱり間違いじゃないんだな…。
と思いながら、胸を撫で下ろします。
翌日から早速、変化が起こり始めたとMさんから報告が入り、その後もメールや電話でずっと連絡を取り合いながら2人で経過を見ています。
前世の思い残しを浄化すると必ず現実も好転していくものですが、
でも今回は相手が「家」という特別なケース。
そして、実を言うとかなりの時間と身体的苦痛を伴う浄化の作業でしたが、7〜8割進めた所でとうとう私の体力の限界が。
続きはまた後日やる約束をし、その場では一旦切り上げる形になってしまっていたという事情もありました。
そんな未完成の状態でMさんの現実は変わっていくのかどうか、正直不安がありました。
なので、翌日からのMさんの報告を聞いてとても安心しました。
Mさんからの報告。
要約するとこんな感じです。
〈翌日〉
・午前中までは、家の思いの余韻が残っていて、前世のことを考える度に涙が止まらなかった。
・午後になったら落ち着いて、前世の出来事も「過去」のこととして冷静に見れるようになり、心がニュートラルでクリアになった。
・彼への気持ちが、今までの「恋心」から、見守るような「親心」に変わった。
〈翌々日~〉
・再び午前中から涙が止まらない。でも今度は職場の彼に対してではなく、今付き合っているパートナーに対して。パートナーのことを考える度に、幸せと感謝の気持ちで涙が止まらなくなるようになった。
平日は仕事のため、泣かないようになるべくパートナーのことを考えないようにしたり、それでもダメなときはトイレに行って一人泣いているのだとか。
以前に比べたらずっと気持ちが楽になったし、涙を流すにしても「幸せ」や「感謝」というポジティブな思いではあるようですが、
Mさん本人にとっては、仕事にも支障がありとても困ってしまう状況に違いありません。
でも私はそれを聞くと、(少し他人事のようですが)なんて美しい現象だろうとため息が出る思いになります。
だって、Mさんの「魂」が、喜びで泣いているのです。
後で分かってきたことなのですが、Mさんの前世は家の他に人間だったことも、別の時代にありました。
けれどもどの前世を見ても、人と心を通わせるような経験が極めて少なく、恋愛で幸せを感じた経験もほとんどなかったようなのです。
だから、今のパートナーと純粋に愛し合い幸せを感じられていることが、Mさんの魂にとっては初めての経験であり、これ以上ない大きな喜びなのでしょう。
その涙によって、Mさんの前世の浄化と魂の成長が、今も進められているに違いありません。
未だにその涙が止まらない現象は続いているようですが、Mさんにはどうか、あまり慌てずに、魂の喜びをありのまま、自然に受け止めてほしいと思います。
さて、この前世についての話、今日で最終回になるはずでしたが、もうちょっとだけ続きそうです。
次回は、後日Mさんの前世をさらに読み進めていく中で分かってきた、転生や宇宙の不思議について書いていきます。
お楽しみに〜♪
(続く☆)
