「同業者はライバル」への違和感。人に勝つより、自分と繋がることを大事にしませんか?

「同業者はライバル」。

画家の仕事に関してある人に言われてから、ずっと引っかかっていた言葉です。

最近絵を描こうとすると、その言葉が頭の中をグルグルと回り始め、そうすると思うように手が進まなくなります。

それは、今月末の絵画のグループ展に出展するにあたり、

私が「せっかくのご縁だから、一緒に出展する人と交流ができたらいいなぁ。」とある人の前で言った時のこと。

厳しい画家の世界を経験をしてきたその人から、すかさず言い返されてしまいました。

「需要(絵を買う人)はわずかなのに、供給者(画家)は日本中に星の数程いる。

そんな競争が激しい世界で、同業者を仲間とか、そんな甘いことを言っているうちは、絶対に勝ち抜けない。

プロとは言えない。

グループ展で一緒に並ぶ作品は、仲間ではなくてライバルの作品。

グループ展は、そんなライバルの作品と比べて自分の作品が客観的にどう見えるのか、それを学ぶ場。

今はまだ始めたばかりで分からないと思うけど、やり始めたら必ずこの意味が分かるようになる。」

聞きながら、すでにムズムズ違和感を感じながらも、確かに経験がないから分からないだけかもしれないと、その時は言われた言葉を受け止めようとしました。

けれどもその言葉は私の中で消化されず、最近絵を描こうとする度その言葉が思い出されて、頭の中をグルグル。

「本当にそう?

私が無知なだけなの?」

で、色々考えて結局至ったのは、

「同業者はライバル」と、そんな思いを抱かなきゃいけないくらいなら、私は絵で仕事しなくていい!

という境地でした。(反抗期の子どもみたい。笑)

絵を描かないというわけではなく、自分が純粋に好きなこととして描ければ、それで収入を得ることまでしなくてもいいという話。

競争心をもつことは、原動力にもなるし、自らを振り返ることで自分の成長を促すことにもなるから、それはそれで大事なのは分かります。

時と場合によって必要なこともあるでしょう。

私の性格も、競争心が全く湧かない超平和主義者というわけではありません。

けれども、芸術の世界にこの考えを当てはめるのは果たして適切かと疑問に思うのです。

芸術は、自分の魂と本気で繋がりながら作り上げられたものであれば、どんなものでも素晴しいと私は思います。

もちろん人によって好みは違うので、自分に合うかどうかという意味での好き嫌いはあります。

けれどもそれが優劣の判断材料にはなりません。

芸術作品の優劣を決めるのは、「技術+いかに自分自身の魂と深く繋がれるか」だと思います。

つまり、芸術の越えるべき壁、登るべき階段は、「人」ではなく「自分」の中にあるのです。

そもそも人に勝つことを意識しながら絵を描くなんて、全然面白くない。

絵を描くことを楽しまず、人に対してエネルギーを消費していたら、自分の魂と本気で繋がった絵なんて描ける訳がない。

結果、どこかで見たことのあるような、ありきたりの絵しか描けなくなってしまうんじゃないか。

だからちまたには、あまり個性のない似たような絵が、沢山並んでいるじゃないか。

少なくとも私は「人よりも良い作品を作り上げよう。」なんて思えば思う程、絵を描く手が進まなくなります。

少しでもそこを原動力にするのは「なんか違う。」と思うのです。

私は、画家にしてもヒーラーにしてもアロマにしても、同業者をライバルだなんて思いません。

同じ職業でも、人それぞれ全く違う個性を放つものです。

その個性の数だけ、それぞれを好きになるまた別の種類のお客さんが存在するはずなのです。

だから、人と競争なんかせずに、ただ全力で自分を表現すればいい。

芸術の世界は特にですが、

でも本当は、別の職業や勉強やスポーツでも、全てのことに言えることだと思います。

皆さんは、どう思われますか??

#アート活動 #私の考えていること

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